神秘への挑戦、人体 特別展
少し暑く汗ばむ5月26日上野の国立科学博物館に、「神秘への挑戦、人体 特別展」を見に行きました。
※写真は撮影不可以外の物です。
上野、国立科学博物館
以前から興味あり、体のメンテナンスの専門とて一度は必ず見ておかなければと上野まで足を運びました
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2018/jintai/
NHKで放送もあったせいか、混雑していましたが、タイミング的にはまだそれ程混んでいませんでした。展示が最終日付近になると混むと思いますので今のうちに興味がある方
見に行った方がよいですね。
人体、特別展 こんな方におススメ
胎児や骨格の成長過程、や身体の仕組みが映像、標本、模型で展示されていましたので
小さな子供への学習にも良いです。大人も楽しめるのは、私たち当たり前の様に産まれれて、体も大きくなり成長していますが、その成長過程に体のなかでさまざまなドラマがあり、絶妙な生命力で「生きる」ために細胞を増殖し形作ってきたことが、実感できると思いますよ。
人体の解明にはレオナルド・ダ・ヴィンチを初めさまざまな研究者の情熱とともに、解明しようとしてきた情熱が、研究機材の発展にも寄与してきました。人体を観察するには、顕微鏡が不可欠ですが、展示の中に「レーウェンフックの単式顕微鏡」(1673-1723年頃 ブールハーフェ博物館)というものがあったのですが、現代の発展した電子顕微鏡とは違い、子供のおもちゃのような顕微鏡でした。ほぼ自作のディテイールでこれほどまでに、拡大して見たいという気持ちで試行錯誤して作られたのだなと感じさせるものでした。
解剖されたアインシュタインの脳
びっくりしたのが、なんと天才と言われたアインシュタイン脳の解剖断面図もあったのです(解剖したのね・・)見た感じ肉厚でいっぱい組織が密になっている印象でした。、人間の脳はエネルギーの20パーセントを使用していると言われていますが、やはり脳は使い方しだいでこのような偉大な功績を遺すことができるのだなと標本を見ながら、類まれなる能力を持ち功績を残す人の脳の断面を、見ていたわけです。
余談ですが、人間は脳の数パーセントしか使用していないという説がありますが、それを否定した説があるのをご存知ですか?
私の見解ですが、脳を有効に使用するにはその人に合った能力を引き出し方が違い(これが感性ではないか)方法をとれば、倍の能力を発揮できるのではと考えています
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参考文献:logmi_ 「人間は脳の10%しか使ってない」はウソ!神経学者が脳ブームの迷信を語る_ https://logmi.jp/69779
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体の調整を専門としてきて、解剖学も学んできましたが、解剖学の初期あたり、レオナルド・ダ・ヴィンチの頃から、あたりまえに機能している自分自身の機能に疑問をもち、解明に情熱を注いできたのだなということが、今回の展示物、臓器の標本を見て感じました。
これはなんとなく文献を読んで知っていたことですが、印象深かったのは脳から各、体の機関に指令を出すイメージを臓器をアトラクションのようにフロアが作ってあったのですが、人の感情が体の中で物質を発生させ、例えば、お腹が空くと胃酸が分泌されるように。人間(脳)が「考えること」が臓器をコントロールし、身体を制御していることに、驚きでした。
よく世の中で言われている、「ポジティブに考える」「ネガティブに考える」その選択だけでも臓器に影響があるのだと、改めて確信しました。あながちポジティブに考える事は間違いではなく、自分自身のコントロール、事の受け取り方は「外部」からの影響でなくどう自分自身が受け取るかによっても左右されるというように、改めて感じたしだいです。
尼ケ崎様に感謝。